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数珠・念珠の各部分の名称を解説しています。

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数珠・念珠 各部位の名称

数珠・念珠にはパーツごとの名称があります。以下、大まかに図で表しております。オーダーメイド等で各部位の素材や色を指定されたい時に、パーツごとにご希望の素材をご指定頂くと、製作がスムースです。

一般(略式)念珠のつくり

親玉(おやだま):大きさが最も大きく、数珠の中心的な玉です。阿弥陀仏如来、あるいは釈迦如来を象徴しています。
          
主玉(おもだま):本来は108個の玉で構成され、百八尊や、人間の百八を表しています。
略式の数珠の場合は108を割った数で構成されていましたが、昨今はその限りではありません。男性用の略式数珠は22玉が標準ですが、他にも18玉、20玉、27玉などがあります。女性用も数は様々で、37玉~43玉などあります。

天玉(てんだま):主玉の間にある小さな玉です。略式数珠の場合は二つです。本来は四天王や四菩薩を象徴しています。

ボサ玉(ボサ玉):親玉と房をつなぐ玉です。通常は略式数珠にのみある部位です。

房(ふさ):頭付き房、梵天(ぼんてん)房、紐房など様々な種類があります。基本的にお好みの物を選べば良いとされています。素材は正絹(絹100%)の物をお勧めしています。
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本式(二連)念珠のつくり

親玉(おやだま):阿弥陀仏如来、あるいは釈迦如来をあらわす数珠の中心となる玉です。各宗派の本式(二連)数珠の場合、親玉は二つあり、小さい方を向かい玉と呼ぶ場合もあります。
          
主玉(おもだま):本式の数珠は、108個の主玉があり、これは百八尊や、人間の百八の煩悩を表しています。百八珠はこの煩悩を功徳によって乗り越えることができるという意味があります。

四天玉(してんだま):主玉の間にある小さな四つ玉です。四天王(持国天、増長天、広目天、多聞天)や四菩薩(弥勒菩薩、世音菩薩、普賢菩薩文殊菩薩)を象徴しています。

弟子玉(でしだま):釈迦の十大弟子や、十菩薩などを表しています。記志玉(きしたま)とも呼びます。

露玉(つゆだま):弟子珠の下にある露型の玉で、弟子玉を支える役割の玉です。

浄明玉(じょうみょうだま):表房の一番上の位置にある玉で、独立しています。菩薩を象徴する玉です。


房(ふさ):それぞれの宗派によって房の形状や色は異なります。基本的に在家信徒の方はお好みの物を選べば良いとされています。素材は正絹(絹100%)の物をお勧めしています。
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房の種類

お数珠に合わせる房(ふさ)には様々な種類(形)があります。

大まかには、以下の3種類の房に分けられますが、それぞれの中にも更に種類が分かれます。

毬のような球形の梵天が付いた梵天房(梵天房)
頭(かしら)の下によ(縒)った糸を垂らす頭付き房
四本・六本・八本の紐を編んだ形の紐房(男性のみ)
梵天菊房
梵天菊房
都切房
都切り房
蓮華切房(れんげきりふさ)
蓮華切房(れんげきりふさ)
吉祥梵天房
吉祥梵天房
正絹頭付き房
正絹頭付き房
八本組み紐房
八本組み紐房

数珠の玉に使われる石や木の種類(参考)

昨今では、お数珠の玉には実に多様な種類の素材が使われています。
以下は、その代表的な素材ですが、実際にはさらに多くの素材があります。

お数珠は持ち主の方だけが使う専用の仏具であり、お守りでもありますから、お好きな素材や色からご提案させていただく事も良くあります。

当店で取り扱うお数珠の素材には、下記の素材以外にも、様々なものにも対応が可能です。

資源の限りから、入手が厳しくなりつつある素材もありますが、ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
アベンチリン アメジスト ガーネット グリーンオニキス ブラックオニキス

アベンチリン

アメジスト ガーネット グリーンオニキス ブラックオニキス
ラピスラズリ ローズクオーツ ロードナイト 虎眼 虎琥珀
ラピスラズリ※ ローズクオーツ ロードナイト※ 虎眼石 虎琥珀※
紅水晶 黒檀 珊瑚 紫水晶 紫檀
紅水晶※ 黒檀 珊瑚※ 紫水晶 紫檀
縞黒檀 水晶 星月菩提樹 青虎眼石 赤虎眼石
縞黒檀 水晶 星月菩提樹※ 青虎眼石 赤虎眼石
苔瑠璃 茶水晶 藤雲石 菩提樹 鳳眼菩提樹
苔瑠璃※ 茶水晶 藤雲石 天竺菩提樹※ 鳳眼菩提樹※
琥珀 瑪瑙
琥珀※ 瑪瑙


  ※印のある素材は、入手が困難です。お数珠の注文をご希望されても素材が揃わない可能性もございます。